クリーンルーム用フットウェア

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Cleanroom Footwear

ミツウマは、現場の声と技術で
クリーンルーム用フットウェアを進化させてきました。

素材の選定から射出成型、仕上げまでを自社工場で一貫して行うことで、
制電性能やソール品質のバラつきを抑え、安定した製品を提供しています。
クリーンルームに求められる「静電」「防塵」「歩行安定性」を、
長年の現場知見と技術で確かな形にしてきました。

医薬・食品・精密機器など、環境管理が求められる現場で、
作業者の安全と作業品質を足元から支えるために。
用途に応じたシリーズ展開と、現場の声を反映した設計で、
安心して選べるクリーンルーム用フットウェアをお届けします。

ミツウマのクリーンルーム
フットウェア思想

Cleanroom Footwear Philosophy

1

清浄度を守る
素材設計

粉塵を発生させない素材と構造で、
クリーン環境の基準を安定して満たします。

2

静電気を抑える
帯電防止性能

素材・配合・製造工程を一貫管理し、
静電気の発生を最小限に抑えます。

3

洗浄・乾燥に耐える
耐久性

繰り返しの洗浄や高頻度の使用に耐える強度を確保
し、長期間安心して使える品質を追求します。

4

長時間作業でも
疲れにくい快適性

軽量性・柔軟性・フィット感を重視し、
作業者の負担を軽減します。

5

滑りにくさと
安全性

水・薬品・粉塵など、特殊環境での滑りを抑え、
安全に作業できるソール設計を採用しています。

6

現場の声を反映した
改善

医療・製造・研究など、現場ごとに異なるニーズを丁
寧に拾い、実使用に合わせた改良を続けています。

静電性能の信頼性

JIS規格に準拠した安定した
帯電防止性能

ミツウマのクリーンルーム用フットウェアは、
すべての製品が JIS T 8103 に準拠し、
0.1MΩ ≤ R ≤ 100MΩ の範囲で安定した帯電防止性能を発揮します。

この性能は、医薬・食品・精密機器など、
静電気による

  • - 異物付着
  • - 製品不良
  • - 機器トラブル

を避けたい現場で特に重要です。

帯電防止性能のイメージ

自社一貫体制による性能の安定性

素材の選定から射出成型、仕上げまでを
自社工場で一貫して行うミツウマの製造体制は、
帯電防止性能の“安定性”に直結しています。

射出成型は

  • - 温度
  • - 圧力
  • - 成型時間

といった条件が性能に大きく影響しますが、
ミツウマは長年の経験に基づく条件管理により、
物理性能のバラつきを抑え、均一で信頼性の高い品質を実現しています。

自社工場での製造風景

製品構造による静電気対策

ミツウマでは、製品の用途や構造に合わせて
グリッド制電布 または ストライプ制電布
を採用しています。

  • - グリッド制電布:安定した制電性が求められるモデルに使用
  • - ストライプ制電布:軽量性や柔軟性を重視したモデルに使用

どちらも制電糸を均一に配置し、
歩行時の静電気の蓄積を抑える構造になっています。

さらに、
ソール素材(PU二層底・PU発泡底・PVC底)との組み合わせにより、
歩行時に発生する静電気を効率よく逃がし、
クリーンルーム内での帯電リスクを低減します。

制電布の構造

PU二層底(微発泡PU × 高発泡PU):耐久性と安定性

耐久性と安定性を両立した二層構造。

PU二層底

外側は硬度の高いアウトソール、内側は柔らかいミッドソールで構成され、
優れたクッション性と耐摩耗性を実現します。
長時間の立ち作業でも足への負担を抑え、歩行時の安定性を高めます。
また、PU人工皮革との組み合わせにより、洗浄耐久性にも優れたモデル
が多いのが特徴です。(参考:PWシリーズ、PSシリーズ)

PU発泡底(軽量PUフォーム):軽量で疲労軽減

軽量で柔らかく、疲労軽減に特化したソール。

PU発泡底

発泡PUを使用することで、一般的なPU底よりも軽く、
長時間の歩行や作業でも疲れにくい構造になっています。
さらに、2.5mmのPUスポンジ+トリコットなどのインソール構造
を採用したモデルでは、足当たりが柔らかく、屈曲性にも優れた履き心地
を提供します。(参考:Pシリーズ、PGシリーズの一部)

PVC底(PVCソール):耐薬品性

耐薬品性とコストパフォーマンスに優れたソール。

PVC底

弱酸・弱アルカリ・溶剤の飛沫や付着に強く、
薬品を扱う現場や洗浄作業が多い環境に適しています。
また、PVCは摩耗にも強く、油に強い仕様のモデルもあり、
耐久性と価格のバランスが良いのが特徴です。
(参考:PVCシリーズ)

帯電防止性能について

JIS T 8103(静電気帯電防止靴)に準拠した帯電防止性能を備えています。
静電気対策が求められる環境では、正しい使い方と適切な床材の組み合わせが性能発揮の鍵になります。

  • 本製品は感電防止を目的としたものではありません。
  • 衝撃・圧迫を受けた場合は外観に関わらず交換してください
  • 絶縁性の中敷・厚手の靴下は使用しないでください
  • 絶縁性の床材では帯電防止性能が十分に発揮されない場合があります。

歩行安定性と快適性

歩行時の安定性を高める
ソール設計

ミツウマのクリーンルーム用フットウェアは、
作業中の転倒リスクを減らし、長時間の歩行でも安定した姿勢を保てるよう、
ソール形状・硬度・屈曲性を最適化しています。

用途ごとに適したソールを選べるよう、
軽さ・柔らかさ(屈曲性)・疲れにくさ・安定性 をまとめて比較しました。

ソール種類 特徴 長時間歩行 立ち作業 薬品を扱う現場 バランス型
PU二層底 硬い×柔らかいの二層構造。
安定性とクッション性の両立
PU発泡底 最軽量で柔らかい。
長時間歩行に強い
PVC底 硬めで安定。
耐薬品性が最も強い

先芯の選択肢

用途に合わせて選べる先芯仕様です。

作業内容によって必要なつま先保護のレベルは異なります。
ミツウマでは安全性と快適性のバランスから、
鋼製先芯とワイド樹脂先芯の2種類をご用意しています。

鋼製先芯(スチール)

■ 鋼製先芯(スチール)

  • ・最高レベルの強度でつま先をしっかり保護
  • ・重量はややあるが、形状が安定して安心感が高い
  • ・落下物リスクのある現場に最適

→ 安全性を最優先する作業向け

ワイド樹脂先芯

■ ワイド樹脂先芯

  • ・軽量で疲れにくい
  • ・足当たりが柔らかく、長時間歩行でも負担が少ない
  • ・金属探知機に反応しない
  • ・ワイド形状で足指の圧迫が少ない

→ 快適性・軽さを重視する作業向け

シリーズと形状の選び方

用途に合わせて選べる
仕様です。

作業内容や環境によって、求められる機能や形状は異なります。
ミツウマでは、シリーズ(P/PG/PS/PW)と形状(ショート/ハーフ/
ロング/先芯入り)を組み合わせて、現場に最適な一足を選べます。

ここでは、それぞれの大きな特徴だけを簡潔にまとめています。
詳しい仕様やサイズ展開はカタログをご覧ください。

1

シリーズの特徴

PWシリーズ

PWシリーズ

軽量性と快適性を重視したワイド設計
のPU二層底モデル。

すべてのPWシリーズは、ワイド樹脂製先芯(JIS T 8101 S種相当)
を採用し、アウトソールは硬く、ミッドソールは柔らかいPU二層構
造で、クッション性と耐摩耗性のバランスに優れています。
甲被には洗濯耐久性のあるPU人工皮革を使用し、
胴部は制電布+Wラッセル構造で、靴内のムレを抑えます。
詳しい仕様はカタログをご覧ください。

PS・PGシリーズ

PS・PGシリーズ

Pシリーズの特長をベースに、歩行安定性・
発塵性・フィット性を高めたモデル。

体重移動を考慮したソールパターンにより接地面積が広く、安定した歩
行を確保します。
インソールにはアーチクッションを備え、靴内での足の動きを抑えて
疲労を軽減。
甲部分には伸縮材を使用し、さまざまな甲の高さにフィットしま
す。
PSシリーズはワイド樹脂製先芯を採用し、つま先のゆとりと安全性を
両立しています。
詳しい仕様はカタログをご覧ください。

Pシリーズ

Pシリーズ

軽量で扱いやすいPU発泡底モデル。

すべてのPシリーズは先芯なしの設計で、軽さと動きやすさを重視し
ています。
PU発泡底は軽量性と耐摩耗性に優れ、甲被には洗濯耐久性のあるPU
人工皮革を使用。
足当たりの柔らかい素材構成で、長時間作業でも負担を抑えた履き心
地を実現します。
詳しい仕様はカタログをご覧ください。

PVCシリーズ

PVCシリーズ

鋼製先芯を備えた、安全性重視のPVC底モデル。

PVC底は弱酸・弱アルカリ溶液の飛沫付着に強く、耐油性にも優れた
素材で、
コストパフォーマンスの高い仕様です。
すべてのPVCシリーズは鋼製先芯(JIS T 8101 S種相当)を採用し、
つま先の保護が必要な現場に適しています。
甲被にはPU人工皮革を使用し、洗濯耐久性と扱いやすさを両立して
います。
詳しい仕様はカタログをご覧ください。

2

形状バリエーション

ショート

■ ショート

ー 動きやすさ重視

ハーフ

■ ハーフ

ー 足首の保護と軽さのバランス

ロング

■ ロング

ー 薬品・粉塵対策に

先芯入り

■ 先芯入り

ー 安全性が必要な作業に

お問い合わせ

用途に合わせた最適なモデルをご提案します。
仕様・数量・納期など、お気軽にご相談ください。

メンテナンスと耐久性

PU素材を長く快適に使う
ためのケア方法です。

静電気対策や衛生管理が求められるクリーン環境では、作業靴の正しい使い方と保管方法が性能維持の鍵になります。ミツウマでは、長く安心してお使いいただくためのポイントを整理しました。

1

洗濯について

洗濯可能モデルの正しい扱い方と、乾燥時の注意点をまとめました。

洗濯可能なモデルは、中性洗剤を使用し、やさしく手洗いすることで清潔さを保てます。
洗濯後は、直射日光を避け、風通しの良い場所で自然乾燥させることで、素材本来の性能を維持できます。

  • 洗浄液温度は60℃以下を厳守してください
  • 乾燥機は使用せず、乾燥は60℃以下で静置乾燥が望ましい
  • ドライクリーニングは素材を傷めるため避けてください
  • アルカリ性の強い洗剤は素材を傷める可能性があります
  • エレクリヤP-01N、P-02Nは洗濯できません
2

PU素材の劣化(加水分解)

PU特有の加水分解を防ぐためのポイントと、劣化の兆候について。

PU(ポリウレタン)素材は、使用環境や保管状態によって加水分解が進行し、徐々に柔軟性の低下や表面のひび割れが生じることがあります。
湿気を多く含む環境や、高温多湿での長期保管は劣化を早める要因となります。
使用後はしっかり乾燥させ、風通しの良い場所で保管することで、加水分解の進行を抑え、素材本来の性能をより長く維持できます。

  • 湿度の高い場所での長期保管は避けてください
  • 直射日光や高温環境での保管は劣化を早めます
  • 表面のべたつき・粉状の劣化が見られる場合は使用を中止してください
  • PU素材は滅菌処理(オートクレーブ・ガス等)には耐えられません
  • 長期間未使用の状態でも加水分解が進行する場合があります
3

保管方法について

性能を長く維持するための、適切な保管環境と日常ケアの基本です。

PU素材の性能を長く維持するためには、使用後の十分な乾燥と、湿気を避けた保管環境が重要です。
水分が残った状態で密閉すると、加水分解が進行しやすくなり、素材の柔軟性低下やひび割れの原因となる場合があります。
保管時は、直射日光を避け、風通しの良い場所で靴内部までしっかり乾燥させてから保管してください。

  • 湿度の高い場所での長期保管は避けてください
  • 直射日光や高温環境での保管は劣化を早めます
  • 使用後に水分が残ったまま密閉すると加水分解が進行します
  • 長期間未使用の場合でも劣化が進むことがあります
4

買い替えの目安

買い替え判断のために知っておきたい、劣化のサインです。

PU素材は経年劣化により、以下のような状態が見られることがあります。

  • 折り曲げると細かい亀裂が入る
  • 底材が崩れる
  • 表面がべたつく

このような状態が見られる場合は、安全のため使用を避け、
新しい製品への買い替えをおすすめします。